グルテンフリーパティシエとして活動中のあさかです。
現在2歳の娘の育児に奮闘中
予防医学や食育、腸や脳について学んだ『今』私が思うことをブログに書いています。
今日は過去に自然派ワインを扱うフランス料理店で働いていた時の無添加生活の経験についてお話ししようと思います。
自然派ワインとの出会い
とにかく美味しいものが大好きだった私。
いろんなお店を食べ歩きご縁がつながり、自然派ワインの道へ。そのお店では最終的にシェフを任されました。
そのお店では
添加物を摂取していると味覚が鈍る と従業員は無添加生活をするのがルールでした。
強制無添加生活
本来の味覚を取り戻すため、極力添加物の入っているものは食べない生活が始まりました。
一日中店にいるので食事はまかない。
フランス料理店でランチにパスタをだしていたため、最初は練習を兼ね毎日パスタ。
そこで私の便秘は悪化。肌は荒れ、常に体が重かったです。
無気力、イライラ。当時はストレスだろうと思っていましたが、
ストレスと体調不良を加速させていたのは小麦の過剰摂取による『腸内環境の乱れ』だといろいろ学んだ今はわかります。
無添加で素晴らしい素材に囲まれてれやりがいのある環境でしたが身体的、精神的にとてもつらい日々でした。
無添加生活のデメリット
長期の無添加生活をしていた先輩にはお客様から頂いたお土産でおなかを壊す人も。
添加物に耐性がなくなり体が害だとみなし下痢として排出するのです。
体がクリーンな証拠ですが、現代を生きる私たちにとってそれがベストなのか?
災害時、添加物の入った食べ物しか手に入らず、おなかを壊したら…?
栄養補給どころか栄養失調を招きかねません…
無添加育児をしているママさんたちも不安に思ったり、周りから指摘される点ではないでしょうか。
実際に目の当たりにし、果たしてこれは健康的なのか・・・
すこし違和感を感じました。
スタッフの中にはもちろん健康な人もいました。
その方は味噌を手作りしたり、服はオーガニックコットン、シャワーの浄水器を取り付けていたり
すごい健康意識の高さで便秘や下痢とは無縁、
運動が習慣で
お肌も髪の毛もつやつや
昔はボロボロの体で大病も患った経験がある方でしたが
若々しく素敵な魅力を持つ人でした。
無添加だけでは健康になれない。
食生活のバランスや、水、きちんと排出できていること。
いろんな要素、バランスの上で健康は手に入るもの
無添加生活で得たもの
結局無添加生活で得たものは、
『本来の味覚』です。
自然ではない加工品の味・添加物で作られた味のものは美味しくないと判断できるようになり、本物を知ることができるようになりました。
今娘をもち、食育を考えていく中で
人工の味に違和感を持つこと。
これは健康の土台を支えるおおきな財産だとおもっています。
しかしそれだけでは健康にはなれません。
栄養バランス、体質、生活習慣、『健康』にはいろんな要素があります。
添加物の味だけではなく
塩が効きすぎたり甘すぎたり
味の濃いものに慣れないことも味覚育てには重要です。
健康を突き詰めていくといろんな食事法があり、
いろんな問題点にぶち当たります。
グルテンフリー、マクロビや菜食、玄米食、ローフード、低糖質、ファスティング…
どれもプロから正しい知識を教わらないと健康を損ねるおそれがあるものばかりです。
今後経験を交え学んだことを書いていこうと思います。
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